※この記事は、私自身の体験と考察をもとに執筆し、読みやすさ向上のためAIを「編集者」として活用しています。
📖 はじめましての方へ:このブログの趣旨は こちらの初回記事 をどうぞ。前回は 校内アンケートを10分で完成させる方法 を書きました。
📋 この記事でわかること
- 公立小中学校の教員の55%がAIを活用しているというMM総研の最新データ
- 1年で約3倍に急増している教員のAI利用率の推移
- 妻がAIを使い始めたきっかけ
- まだ使っていない先生が今日から始められる4ステップ
衝撃!「教員の55%が生成AIを使っている」
先日、MM総研の調査リリースと、それを取り上げたYahoo!ニュースの記事を目にしました。
公立小中学校の教員、55%が校務に生成AIを活用
— MM総研「生成AI利用環境調査」
2025年11月〜12月に行われた調査で、教育委員会への聞き取り結果です。
短期間での急な変化に驚きました。
| 時期 | 利用率 | 出典 |
|---|---|---|
| 2023年5月 | 1% | MM総研 |
| 2024年1月 | 14% | MM総研 |
| 2025年3月 | 17% | MM総研 |
| 2025年12月 | 公立小中55%・公立高校91% | MM総研 |
📌 データ補足
MM総研の55%は 「教育委員会の回答」 であり、教員本人の体感ではもう少し低い可能性もあります(参考解説)。
それを差し引いても 1年で約3倍 という伸びは衝撃的です。
元地方公務員としての感覚
私は1年前まで、地方公務員として働いていました。
一般行政職ではないですが、それでも1日の約半分はPC作業でした。
当時、AIの活用はごく一部に限られていて、
- ノートPCに入っていたCopilotを、文書のチェックなどたまに使う程度
- 同僚がAIを使っている気配は、ほぼなかった
これが18年勤めた役所の最後の頃の風景です。
公務員という職種は、新しい文化やツールの導入に慎重になりやすいと思います。
積極的に成果を出そうとするより、失敗をしてはいけない、というマインドが強いからです。
成果を出そうが出すまいが給料は変わらないけれど、もし失敗をしたら、上司から怒られるわ、後処理が山ほど発生するわで、リスク・リターンが合わない気がします😓
その中でも、教員は特に、AIに対する抵抗が強い職種 なんじゃないかと、勝手に思っていました。
ところが、職場の風景はもう変わり始めている
退職してから1年。先日、元同僚と飲みに行ったときに、こんな話が出ました。
🍺 元同僚との会話
「最近、文書作成でAI使う人がけっこう増えてきたよ」
「Copilotだけじゃなく、別のAIを試す人もいるよ」
「へ~!」って、ちょっと意外でした。
妻の職場(公立学校)でも、GeminiやNotebookLMが導入されているそうです。
AIに強い先生もいて、雰囲気としてはもう「珍しいもの」ではないらしい。
それでも、まだ使っていない45%側の先生がいる
55%の裏側には、45%の「まだ使っていない先生方」がいます。
私の妻もつい最近までこの45%側でした。
理由を考えてみると、こんなところでしょうか:
- なんとなく 怖い(情報が漏れそう、AIが間違いそう)
- 使い方がわからない、具体的にイメージできない
- 忙しすぎて 新しいものに着手する余裕がない
- 個人情報を入れられない 仕事だから諦めている
- 周りがまだそこまで使っていない、自分だけ走るのも気が引ける
- 自分の力で丁寧にやりたい
特に大きいのは、「具体的に何ができるかイメージできない」 という壁だと思います。
妻もイメージできていなかった。でも、1つ見せたら変わった!
うちの妻は、もともとAIに強い抵抗があったわけではありません。
ただ、自分の仕事のどこに使えるかが見えていなかっただけです。
そこで私から「ちょっとつくってみるね」と、AIでいくつか成果物を見せてみました。
最初に作ったのは、図工の授業計画案。
私がAIに「特別支援学校向けに、絵の具で遊ぶ図工授業案を作って」と頼むと、ものの数分で授業の流れ・ねらい・配慮事項まで揃った計画案が出てきました。
それを妻に見せたところ、
─ えっ…すご~!😂 ─
その反応が、いまでも忘れられません✨
(このときの詳しい流れは こちらの記事 にまとめています)
その後、校内アンケートを5分で作る 例も見せました。これは Claude でも Gemini でも ChatGPT でも、ほぼ同じ流れで作れる内容です。
(こちらの記事 → 校内アンケートを10分で完成させる方法)
それから1ヶ月。気がつくと妻は、自分でClaudeを開いていろんな資料を作っていました。
いまや私が何も言わなくても自発的に使う側に!
つまり、最初の一歩が踏み出せなかっただけ。
誰かが「こういう使い方ができるよ」と1つ見せるだけで、ほとんどの人は使いこなせるようになるんです。
まだ使っていない先生へ。ハードルを越えるコツ
1人で抱え込まず、こんな順序で始めるのがおすすめです。
① まず、仕事以外のことで触ってみる
いきなり業務だと身構えてしまうので、
- 子どもとの会話のネタを聞く
- 週末の家族旅行の行き先候補をいくつか挙げてもらう
- 趣味の本のおすすめを聞く
など、失敗しても困らないことから始めるのがコツ。AIが思ったより自然に答えてくれることが分かります。
② 「自然言語でいい」と知る
プログラミングのコードを書く必要はありません。日本語でそのまま「○○を作って」と頼めばOK。
僕的にこれは衝撃的だったので、実際に見てみるとイメージがガラッと変わります。
③ 校内で すでに使っている人 に1例見せてもらう
これが最強。百聞は一見にしかず。本記事のような文章を10本読むより、隣の席の先生に1分で見せてもらう方が早いです。
④ 個人情報の扱いだけ気をつける
⚠️ 唯一の注意点
- 児童名・保護者名・住所などは 入れない
- どうしても扱う必要があれば、イニシャル化や番号化
- できれば管理職に「うちの学校ではどこまでOK?」と 確認
逆に言うと、個人情報がまったく絡まない仕事(連絡文書・テスト案・行事の段取り等)なら、迷わず使ってOK ということです👍
どのAIから始めればいい?
正直なところ、「職場のPCにすでに入っているAI」から触ってみるのが最短ルートだと思います。
妻の職場では Gemini や NotebookLM が使えるそうですし、私の前職(役所)では Copilot が入っていました。
もし職場PCに入っていなくても、ChatGPTやGeminiは個人アカウントを作ればブラウザから無料で試せます。
「もっと使いた~い!」となれば、わが家で愛用しているClaudeもぜひ。文章の自然さや長文処理がとても秀逸です(※)。
※ Claudeは無料でも使えますが、真価が出るのは有料プラン(Pro)から。本体は月20ドル、日本では消費税込みで月22ドル前後の請求になります。
時短は入口。その先にある”副担任としてのAI”
ここまでは「まずは時短ツールとして触ってみよう」という話でした。
実は、ニュース記事の方に、ハッとさせられる一文があったんです。
📰 印象的だった一文
生成AIが真に副担任として輝くのは、データの集計や学年だよりの作成といった作業の場面ではありません。教員のエネルギーを最も激しく消耗させる、正解のない問いへの向き合いを支える時 です。
— Yahoo!ニュース より
これ、深いなあと思いました。
確かに、AIが 子どもへの配慮 や 指導観の整理 を一緒に考えてくれるなら、すごく価値があるはずです。
ただ、僕個人の感覚としては、ちょっと違うところに軸足を置きたい気持ち もあります。
先生が子どもに向き合うのが理想なのは間違いない。
でも、残業・書類仕事・人手不足で、自分や家族の時間が削られている先生がたくさんいる。
そんな現状ではまず、家族や自分の時間を取り戻すこと から始めるのが、いいんじゃないかなと思っています。
💡 このブログの軸
これからもブレずに——
🏠 「妻に早く帰ってきてほしい」
そのための時短術です。
“副担任”的な活用 は、その先で考えていけたらいいなと思います😊
まとめ:AIが「文房具のように当たり前」になる前に
MM総研は今回の調査で、生成AIを 「教員の働き方改革とGIGAスクール構想を支えるツール」 と位置付けています。
文房具のように職員室で普通に使われる日が、もうすぐそこまで来ている。そのとき、まだ使っていない側だと、仕事の速さに明確な差がついてしまいます。
幸い、最初の1歩は思ったより低い。
妻のように、誰かが1つ見せてくれれば、ほとんどの先生は使いこなせるはずです。
まずは今日、職場PCに入っているAIを開いて、
🎯 試してみてほしいこと
「明日の連絡文の下書き、作って」と1つ頼んでみてください。
5分後、世界が少し変わっている かもしれません🌱
✏️ 筆者プロフィール
アラフォー主夫のなおです。元地方公務員18年 → 1年前に退職 → 主夫兼フリーランス見習い。趣味でAIをいじり始めたところ想像以上に面白く、「多忙な妻(教員)の残業を少しでも減らしたい!」という思いから、AIを活用したサポート方法を模索中です。プログラミングの知識ほぼなし、ITリテラシーは人並み。初心者目線から、妻と一緒に試行錯誤している実体験をお届けします。



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