同じ作業をClaudeの新モデル「Fable 5」で再実行したら、精度がまた上がった|教員の行事予定表→Excel転記

Excel入力作業 最新AIでもっと正確に 続編 AI活用
📝 この記事の作り方について
※この記事は、私自身の体験と考察をもとに執筆し、読みやすさ向上のためAIを「編集者」として活用しています。
※AIツールは日々進化中。本記事は 2026年6月時点 の情報です。

📖 この記事は続編です。まず前編の 紙の行事予定表をAIでExcelに転記してみた話 から読むと、流れがわかりやすいです。

📋 この記事でわかること

  • 写真もExcelも手順も変えず、AIモデルだけ新しくして再実行した結果
  • 何も変えていないのに 精度がさらに上がった 具体例(前回の見落としまで拾った)
  • AIが「読み違えない」だけでなく「前後関係で考えて読む」ようになっていた話
  • 一度仕組みを作っておくと、来年の自分がラクになる理由

1か月半前に作った仕組みを、そのまま動かしてみた

こんにちは、アラフォー主夫のなおです。

少し前に、紙の年間行事予定表をAIでExcelに転記するという記事を書きました。妻(教員歴15年)が毎年、学校全体の行事予定を月別のExcelに手入力していたのを、AIに任せてみた——という話です。

あれから1か月半。ふと「あの仕組み、いまのAIで動かしたらどうなるんだろう」と思い立ちました。

というのも、AIのモデルはこの数か月でどんどん新しくなっています。そこで今回は、ある実験をしてみました。

🔬 今回の実験:変えたのは1つだけ

写真前回と同じもの
Excelファイル前回と同じもの
進め方・AIへの指示前回と同じやり方
AIモデル🆕 ここだけ新しくした(Fable 5)

渡す写真も、書き込む先のExcelも、振り分けのルールも前回と同じ。いちばん大きく変えたのはAIの中身(モデル)で、今回は当時の最新モデル「Fable 5(フェイブル5)」を使いました。ここで結果が変われば、効いているのはAIそのものの進化だと考えられます。

💡 今回も前編と同じく、Claude Code(パソコンの中のExcelを、AIが直接読み書きできるモード)で作業しています。くわしい手順は 前編 をどうぞ。

結果:何も変えていないのに、精度がまた上がった

では本題。同じ写真・同じExcel・同じやり方で、モデルだけ新しくして再実行した結果は——

前回より、さらに精度が上がっていました。

妻に完成版を見てもらったところ、「ほとんど直すところがない」とのこと。私自身も紙と並べて確認しましたが、前回は数か所あった気になる箇所が、今回はほぼ見当たりませんでした。

面白かったのは、精度の上がり方が「ただ読み間違いが減った」だけではなかったこと。具体的に見ていきます。

① 前回は「見落としていた」予定まで拾った

前回のAIは、写真の中のいくつかの予定をそもそも拾えていませんでした。今回のモデルは、そこをきちんと拾ってきました。

場面 今回あらたに拾えた予定
年度の初日辞令交付式・年度はじめの会議(前回は「休業日」しか拾えていなかった)
1学期のある日地区のPTA大会・各種委員会
2学期はじめ福祉に関する記念行事

同じ写真です。解像度も画質もまったく同じ。それでも拾える情報が増えた——というのは、読み取り側(AI)の地力が上がった、ということだと思います。

② 「前後関係で考えて読む」ようになっていた

個人的に一番おっと思ったのがこれです。

学校の予定表には「教育相談①」「教育相談②」「教育相談③」のように、丸数字で連番がふられた行事がよく出てきます。手書きの丸数字は、写真だとつぶれて読みにくいことがあります。

ある「教育相談」の日を、前回のAIは「①」と読みました。でも今回のモデルは、こう読んできたのです。

その2日前が「教育相談①」、前日が「教育相談②」。だからこの日は、流れからいって「」のはず——

結果として、1文字を単体で見るのではなく、前後の並びと矛盾しない形で読んでいたわけです。まるで、人間が予定表を読むときのように、前後の流れを手がかりにしているように見えました。

「文字を拾う」から「文脈に合わせて読む」へ。AIの進化って、こういうところに出るんだなと実感しました。

③ 「自信のない箇所」の自己申告が、ほぼゼロに

前編で、いちばん効いたコツとして「自信のない箇所は頭に[要確認]を付けて」とAIに指示しておく方法を紹介しました。AIが「ここは怪しい」と自己申告してくれるので、人間のチェックがラクになる、という話です。

前回はいくつか[要確認]が付きました。今回は——全部でたった1か所。ある会議名の漢字が、一文字違いのよく似た別の言葉と紛らわしい、という1点だけでした。

裏を返せば、AIが「ここは自信がある」と言い切れる範囲が広がったということ。チェックする側の負担は、さらに軽くなりました。

これの何がうれしいか:仕組みは「放っておいても賢くなる」

今回いちばん伝えたいのは、これです。

一度「写真→Excel」の仕組みを作っておけば、
AIが進化するたびに、同じ作業が勝手に賢くなっていく。

普通の道具は、買った時点が一番性能が高くて、あとは古くなっていくだけです。でもAIを使った仕組みは逆で、こちらが何もしなくても、土台のAIが新しくなるたびに精度が上がっていく

行事予定表の入力は、毎年やってくる作業です。だとすれば、来年の入力は、今年よりもっとラクになっている可能性が高い。仕組みを一度こしらえておく価値は、ここにあります。

ひとつ注意:今回使ったモデルは、いまは使えません

正直に書いておくと、ひとつだけ但し書きがあります。

今回いい結果を出してくれたFable 5は、この記事を書いている時点では、一時的に使えなくなっています。新しいモデルは、出たり引っ込んだり、名前が変わったりと、入れ替わりがけっこう激しいのです。

でも、ここはあまり気にしなくて大丈夫だと思っています。仕組み(写真→Excelの手順)さえ手元にあれば、そのとき使えるいちばん新しいモデルに乗せ替えるだけ。特定のモデルが消えても、仕組みは残ります。
むしろ「いいモデルほど早く次に置き換わる」くらいの感覚で、気軽に使うのがちょうどいいと感じています。

まとめ:作っておけば、未来の自分が得をする

今回の実験でわかったのは、シンプルなことでした。

💡 この記事のまとめ

  1. 写真もExcelも手順も同じ。モデルだけ新しくしたら精度が上がった
  2. 読み間違いが減るだけでなく、前後関係で「考えて読む」ようになっていた
  3. 仕組みを一度作れば、AIの進化ぶんはタダでついてくる
  4. 毎年の作業ほど、仕組み化の効果は積み上がる

「AIは進化が早すぎてついていけない」とよく言われます。でも見方を変えれば、一度仕組みを作っておいた人は、その進化の恩恵を自動で受け取れるということでもあります。

難しい設定や知識は要りません。去年うまくいったやり方を、今年もう一度動かしてみる。それだけで、勝手に去年より良い結果が出る。これはなかなか、おいしい話だと思うのです。

妻が少しでも早く帰ってこられるよう、これからも「作っておけば後がラクになる仕組み」を探していきます😄


✏️ 筆者プロフィール

アラフォー主夫のなおです。元地方公務員として18年間勤めましたが、思い切って1年前に退職。今は主夫兼フリーランス見習いとして、「多忙な妻(教員)の残業を少しでも減らしたい!」という思いから、AIを活用したサポート方法を模索中です。

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